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2022.08.16

フィコラボ、超異分野学会大阪大会2022セッションとコラボし、ブース出展します

 フィコラボは、株式会社リバネス主催である2022年8月27日開催の「超異分野学会 大阪大会2022」において、パネルディスカッション「藻類が作り出す有用物質から地球の健康を考える」の趣旨に賛同し、ブース出展を行います。

 近年、微細藻類に含まれる有用物質の注目が集まり、幅広くその可能性が探究されています。スピルリナから抽出された「フィコシアニン」も有用物質の一つであり、今般、藻類に関わる研究者や事業会社が一堂に会し、有用物質の応用展開についてディスカッションされます。フィコラボでは同一会場にてブース出展し、「フィコシアニン」の可能性について発信します。

超異分野学会 大阪大会2022

<実施概要>

日時: 2022年8月27日(土)

場所:ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーC(大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪タワーC 8階)

参加費:アカデミアの研究者・学生は無料、企業参加費5万円(税別、手数料別)

場所:ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーC(大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪タワーC 8階)

URL:https://hic.lne.st/conference/osaka2022/

主催:株式会社リバネス

パネルセッション「藻類が作り出す有用物質から地球の健康を考える」

日時:2022年8月27日(土)15:10-16:00

場所:ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーC

内容:藻類とは、光合成を行う生物のうち被子植物・裸子植物・シダ植物・コケ植物を除いたものの総称をいいます。現在、既知のものだけでも約4万種、未記載種を含めると30万種から1000万種も存在するといわれています。近年では、スピルリナやクロレラ、ユーグレナなどの微細藻類に含まれる有用物質に注目が集まり、機能性素材をはじめとする医療・バイオ技術、飼料や環境浄化などの農業・環境技術、バイオマス資源やバイオ燃料など、幅広くその可能性が探究されています 。本セッションでは、微細藻類研究の第一人者たちをお招きし、藻類の有用物質生産とその活躍の場についてディスカッションします。

詳細:https://hic.lne.st/2022/08/19998/

登壇者

蓮沼 誠久 氏

神戸大学 先端バイオ工学研究センター センター長・教授

代謝工学分野を代表する若手研究者。微生物、微細藻類を利用した物質(機能性素材、汎用化学品、バイオ燃料)生産技術の開発において、数多くの実績を挙げており、国際誌学術論文は180報以上、総説・解説が70報以上、国際的にも評価されている。JSTさきがけ・研究代表、NEDOバイオマスエネルギー技術開発・研究代表、JST未来社会創造事業・研究代表など、国家プロジェクト研究リーダーを歴任。2016年からはNEDOスマートセルプロジェクトにおける研究開発責任者としてバイオモノづくり分野をリードしており、企業との共同研究も多数。国内初のバイオファウンドリを整備し、㈱バッカス・バイオイノベーションの創業に関与。

小山内 崇 氏

明治大学農学部農芸化学科 准教授

2007年東京大学大学院農学生命科学研究科修了、博士(農学)、同年日本学術振興会特別研究員、2010年理研基礎科学特別研究員、2011年JSTさきがけ専任研究者などを経て、2015年明治大学農学部専任講師。2018年より現職。JST-ALCA研究プロジェクト代表。2022年6月に株式会社シアノロジーを創業し、代表取締役。2018年連合駿台会学術奨励賞、2021年Kawasaki Deep Tech Accelerator採択、2021年アグリテックグランプリReal Tech Fund賞など。

高倉 葉太 氏

株式会社イノカ 代表取締役CEO

1994年生まれ。東京大学工学部を卒業、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。在学時代にはハードウェアの開発会社を設立し、2019年4月に株式会社イノカを設立。2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。

田川 大輔 氏

DIC株式会社 ヘルスケア企画・開発グループ グループマネージャー

大手化学メーカー、ヘルスケアメーカーを経て、現在DIC(株)で大手企業内での新事業立ち上げに奮闘中。ベースはポリマーサイエンス。大手化学メーカーで親水性樹脂、ウレタン樹脂の構造制御研究を経て、数々の機能性化学製品を開発。当時最年少で年間ベスト発明賞を受賞。ヘルスケアメーカーでは、基盤技術であった食品用カプセル技術を用いて、医薬、食品、産業用と幅広い新規事業を企画。特に高分子材料×微生物、食品材料×フェロモン等異分野の技術を組み合わせたソリューション創出。新事業を立ち上げながら既存事業の事業運営にも携わる。

【モデレーター】

丸 幸弘

株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO

2002年、東京大学大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「出前実験教室」をビジネス化。大学や地域に眠るアセットを組み合わせて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営み、アジア最大級のベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープテックを発掘し、地球規模の社会課題の解決に取り組む。多数のディープテックベンチャーの立ち上げにも携わるイノベーター。2020年2月より、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーに投資活動を行うリアルテックホールディングス株式会社代表取締役、2022年1月より、株式会社ユーグレナ専門役員CROを兼務。