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2022.08.18

【小中学生向け】フィコシアニンを使った夏の自由研究

フィコシアニンは、藻類であるスピルリナから抽出される青色天然色素として知られています。抗酸化作用などを持つことから、​​肌のバリア機能を高めるなどの多くの健康機能が期待されています。

今回はこのフィコシアニンを使った、小中学生向けの夏の自由研究をご紹介します。

A. ろ過の技術を使って身近なものから色を取ってみよう

<必要なもの>
・野菜の粉が入ったコップ(ほうれんそう、スピルリナ)
・マドラー
・軽量カップ
・ろうと
・ろ紙(コーヒーフィルターでもOK)
・コップ
・エタノール(薬局等で購入できます)
・水

<実験内容>
・水に溶かして色素を抽出する
①ほうれんそうとスピルリナに入ったコップに10mlの水を入れ、マドラーでかき混ぜる
②ろ紙を4つ折りにする。
③折ったろ紙を、ろうとにセットする。
④水にとかした溶液をろ紙の上に流す。

・エタノールに溶かして色素を抽出する
①ほうれんそうとスピルリナに入ったコップに10mlのエタノールを入れ、マドラーでかき混ぜる
②-④は「水に溶かして色素を抽出する」手順と同じ

水とエタノールで何か違いがあったかな?観察してみよう!

B. フィコシアニンでシャーベット作り

<必要なもの>
・リナブルー(食用フィコシアニン)5g(こちらで購入できます)
・お水の入ったコップ
・氷(20こくらい)
・塩 50 g
・計量カップ
・ガムシロップ(※シャーベットをあまくしたい場合)
・好きな味のジュース 30cc
・マドラーまたはスプーン
・シャーベットをいれるお皿
・小さなチャック袋
・大きなチャック袋

<実験内容>
①小さなチャック袋に食用のフィコシアニンとお水を30cc程度いれます。
甘くするために、ガムシロップいれてもよいです。

②大きなチャック袋に氷と塩を50g程度いれます。

③大きなチャック袋のなかに、ふうをした小さなチャック袋を入れてふうをします。あとはシェイク!!

④お皿にきれいにもりましょう。袋に好きなジュースを入れて色変えてかさねるとカラフルなシャーベットができます。

本企画は、小中学生の才能発掘研究所NEST LAB.を運営する株式会社NEST EdLABが監修しています
NEST LAB.|https://school.lne.st/